食品衛生7Sは、食品の製造環境にとって重要な“清潔”を目的として、一般的な5Sに“洗浄”と“殺菌”を加えた活動です。
食品安全ネットワークは、2004年に食品企業が取組みやすく、分かり易い衛生管理活動として、食品衛生7S(当時の名称は食品衛生新5S)を提唱し、書籍の執筆やセミナーの開催など、普及活動に取組んできました。
食品衛生7Sの定義
定義 | |
整理 | 要る物と要らない物とを区別し、要らない物を処分すること。 |
整頓 | 要る物の置く場所、置き方、置く量を決めて、識別すること。 |
清掃 | ゴミや埃などの異物を取り除き、きれいに掃除すること。 |
洗浄 | 水・湯、洗剤などを用いて、機械・設備などの汚れを洗い清めること。 |
殺菌 | 微生物を死滅・減少・除去させたり、増殖させないようにすること。 |
躾 | 整理・整頓・清掃・洗浄・殺菌におけるマニュアルや手順書、約束事、ルールを守ること。 |
清潔 | 「整理・整頓・清掃・洗浄・殺菌」が「躾」で維持し、発展している製造環境。 |